名前のない女たち

ドキュメント色の強い作品

ケンジさんの投稿

ドキュメント仕立てなので、絡みのシーンは短い。収録時間の半分以上はトーク、インタビューシーン。

モデルが幼稚園の時に、母親が他に男を作り両親が離婚。モデルと妹は父の元で育てられることになるのだが、「お前らは、あのパンスケ(売春婦)のところへ行け！」と暴言を吐かれる。その後、教護院に入ることになるのだが、そこを脱走。年齢をごまかして18才になる前にキャバクラで勤める。そして大阪の十三で風俗嬢となるのだが、精神が不安定なため自殺未遂を起こしたり、自傷を繰り返してきた半生を語っている。まともな家庭環境で育っていたら、これほど堕ちることもなかったのに‥と思うと、観ていてとても重い気持ちになる。

男優としてゴールドマンと太賀麻郎が出演している。ゴールドマンは相変わらず、出川哲朗みたいなクセのある変な声で、モデルの何倍も喋りながら、性欲を満たすためだけの自分勝手な絡みをしているのでたまらなくウザイ。モデルもとても嫌そうにしている。モデルは可愛くてスタイルもいいのに、このクソ男優のせいでエロイ雰囲気をブチ壊している。太賀麻郎との絡みのシーンは、ほぼ全編、照明が強すぎて白飛び、逆光になっている。

4人中、2人の方が、｢参考になった｣と登録しています。