女のほんね 人と人との性愛に関するありさま

作品紹介

亜由美はデザイナー、香織は構成作家、響子は実業家の妻。同じエアロビ教室に通う世代の違う三人だが、何故か気が合い、よくおしゃべりをしていた。話題は、男とセックスの話。亜由美は雑誌編集者である浩介と付き合っていたが、広告代理店の祐二からも交際を申し込まれた。浩介は遊び慣れていて、付き合って三年経つが結婚の話は出なかった。反対に祐二は、面白みははないが真面目で誠実な男だった。どちらが結婚相手に相応しいか？香織は妻子あるテレビ局のプロデューサー・佐伯と不倫していた。しかし、佐伯は香織に熱を上げ、妻と離婚し香織にプロポーズしたが、香織は断った。香織は男女関係においては束縛を嫌った。響子は、ホテルで年下の学生・田所とセックスした。セックスには相性があり、愛し合うためには、まず試さなければならないと。セックスして相性が合わなければ、第一印象の愛も冷める、と言う…