作品紹介
団地に住む景子は夫・秀樹が会社倒産により職を失い、経済的に困窮。夫には黙って「立ちんぼ」として売春を始めた。雑木林で男に抱かれた帰り道、初老の紳士・昭夫に声を掛けられるが、終電を逃したくない景子は彼を断った。その夜、些細なことで秀樹と景子は口論になり、景子は頬を張られた。ベッドの中で詫びる秀樹。その後、二人は燃えあがった。数日後、景子がいつものように客を待っていると、昭夫が近づいてきた。昭夫にホテルで抱かれた後「君は死んだ妻の若い頃に似ている。もう他の男と寝ないでくれないか?」と告白される。景子が帰宅すると、秀樹は実印を探していた。「借金だけはして欲しくない」と彼を止めるが、再び景子は殴られ、秀樹は家を飛び出す。そして一人になった景子の耳に、隣の部屋に住む人妻・麻美と秀樹の情事の声が聞こえ…景子は再び昭夫に抱かれに行くのだが…
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