作品紹介
氾濫する盗聴盗撮。現在の盗聴器販売台数は、年間40万台を越えているそうです。その市場規模は、10億円とも15億円とも言われ、1つの業界が出来上がっています。また、価格の低虚化やインターネットの通信販売の普及により誰もが簡単にこれらの機器を入手できますので、販売台数は今後も伸び続けていくものと思われます。一方、盗撮機器については販売実績の正確なデータは公表されていませんが、書籍、ビデオ、ホームページを見る限りでは、盗聴機器よりもはるかにニーズが高いものと想定されます。実際、会話を盗み聞きするよりも、映像で盗み見る方が、人間の心理として好奇心や興奮を掻き立てられるのを考えると、明白な事実であると思います。
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