作品紹介
麻雀だけが唯一の趣味である山本。馴染みの雀荘の親爺が死んでからは、週末になると以前の常連客たちを家に呼んで夜遅くまで麻雀に興じていた。山本は百合という女と結婚した。百合は出戻りだと聞いたが、山本は特に気にしなかった。自分自身も二度結婚し、失敗しているし、若い頃は人に言えないような無茶なこともやった。彼女との生活がいつまで続くかわからないが、今こうして一緒に暮していることに、山本は満足を感じていた。彼女がどんな人間かを良く知りもせずに…。ある時山本はたんすの中に妻の日記があるのを発見する。思わず盗み読んでしまうと、そこには一日中淫夢に耽る妻の本性が赤裸々に記されていた。気も狂わんばかりに取り乱す山本。しかし彼はある計画を思いつく。ケダモノのような男たちに滅茶苦茶に輪姦されたいという妻の願いを叶えるために、麻雀仲間たちの前に、ムッチリとした身体に下着一枚の百合の身体を差し出すのであった…。
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